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最安!?TOKYO水2リットル0.5円!?

 

東京の水は安い!?

 

2リットルの水、激安の"0.5円"

 

 


これを見たら、「安いッ! 」と感動する方も多いかもしれません。



ただし量り売りのみで、ペットボトルには入っていません。

 




以前、都営地下鉄の車両内モニターに市販のミネラルウォーターと東京都水道局が供給している水道水のブラインドテストの様子が流れていました。



どこの水かわからないようにして、飲んでもらった結果、半数の人は東京都の水が美味しいと回答したそうです。

 

 

(ボーッとしながら見ていたので、内容は少し違うかもしれません)

 


水処理技術の進歩と、水道事業に関わる人々の不断の努力により、東京の水は確かにおいしいです。

 


我が家でも浄水器を付けようと考えていましたが、普通に飲めるので、上水道をそのまま使っています。


 


水はただ



ふた昔前なら、水道の水は"タダ同然"だと思っている人がたくさんいました。



時が経ちエヴィアンやボルヴィックなどミネラルウォーターが脚光を浴びるようになり、"お金を出して水を買う"習慣がいつの間にか日本人にも定着していきました。

 

 

なんとなく、日本の水は安いというイメージはみんな持ってはいるものの、水道光熱費の中で水道料金の相場感がつかみにくいと感じている人は多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

電気代、ガス代との違い

 

電気を供給しているのは、基本的に10大電力会社です。

 


毎月、原料調整費が反映された電気料金が公表されていますし、電力会社間の料金格差も極端なものではありません。



(平成26年から家庭向けの電力小売りが自由化されるので、電気料金も多様化することでしょう)

 

 


ガスに関しては、大きく分類すると都市ガスとLPガスがあります。

 


電力会社と違い、都市ガスの供給企業は、全国に約200社ほどあります。

 


東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、西部ガスの四大ガス会社をはじめ、全国に中堅、中小、公営の供給事業者が存在しています。

 


供給規模や供給エリア、企業の体力などによって、ガス料金は異なります。

 


電気に比べ、料金格差が大きいのもガス料金の特徴です。

 


この料金格差がさらに顕著になるのが、水道料金です。

 

 

 

コストが違う

 

基本的に水道の供給は市町村が行います。現状、全国で営まれている上水道事業は1300を越えています。



一定基準をクリアした水の供給を全国的に網羅しているのですから、供給コストが突出している自治体があってもおかしくありません。

 


供給エリアが絞られ、供給先が多い都市部では地方に比べ、コスト抑制をしやすい環境にあることは想像に難くありません。

 


供給元が多く、おかれた環境や条件が異なる訳ですから、水道料金にばらつきが出てしまうのは、仕方のないことだと思います。

 


大事なのは、今後"水コスト"が上昇していく可能性があることをわたしたちユーザーが認識しておくことです。



電力やガスもそうですが、水はたくさん使うほど料金が高くなるように設定されています。工場や業務用で大量に水を使ってくれると、水道事業の収益性(儲かりやすさ)は向上します。

 


ところが、エリアによっては省エネ化や工場の海外移転が進んだため、水の消費量は減っています。

 


一般企業と同じで、売上が減少すれば利益が減ります。すでに水道事業が 赤字になっている自治体は少なくありません。

 


今後、老朽化した水道供給設備のメンテナンス費用も膨張してきます。

 

 

慢性的な赤字体質になると、住民の負担が増える、サービス品質が低下するなど、さまざまな問題が顕在化してきます。

 


自分の暮らしている地域の水道料金が、全国的にみてどれくらいの位置にあるのかを理解して、水道事業の適正運営されるよう参画意識を持ってみましょう。



 

 

水道料金比較のために


それでは、全国の水道料金を比較するための流れをご紹介します。



当サイトでは、全国統一基準に従い、各電力会社の電気料金を比較しやすいようにしています。

 


水道料金も同じ考えで、統一基準のもと、公表していく予定です。


 

 


水道料金全国統一基準

同じモノサシで測るため、まず水をどれくらい使用しているかを把握する必要があります。

 

 

電力会社の場合、各社モデル家庭を設定し、1ヶ月の消費電力を260kWh~300kWhで電気料金を算出しています。

水道の場合も同様の算出モデルをもとにして水道使用量を決めたいのですが、水道事業者(市町村等)によってバラツキが大きく平均値を求めてもあまり意味がありません。

 


そこで下記条件を
統一基準にして、水道料金を算出していきます。

1. 給水口径は20mm(20A)とする

 

2. 1ヶ月の水道使用量は25m3(25,000リットル)とする

 

3. 上水道料金と下水道料金を対象とする

 

4. 口座振替割引はなしとする

 

5. 消費税(8%)は含む

 

 

 

統一基準の説明

◆ 説 明

 

1. 給水口径は20mm(20A)とする

 

水をどれだけ使ったかを確認するために、各家庭には水道メーターが設置されます。

家の大きさ、給水箇所、水栓(蛇口)の数、同時使用率などから水道の配管の太さが決められます。

 

水道メーターの接続口径

 

住宅に敷設される配管口径に合わせて、水道メーターの接続口径も変わってきますが、口径が大きくなると基本料金も高くなるのが一般的です。

一般住宅の場合13mmか20mmが使われることが多く、ここでは20mmを基準にしています。

 

*各市町村の水道料金計算例でも、20mmの方が13mmよりもやや多い傾向です。

 

 

 

 

 

2. 1ヶ月の水道使用量は25m3(25,000リットル)とする

 

全国各市町村が公表している水道料金のモデルケースでは、1ヶ月の水道使用量は15m3から50.5m3とまちまちです。

 

東京都水道局の「平成24年度生活用水等実態調査」によると、4人世帯の平均使用水量は25.1m3ということですので、

25m3を基準として採用します。

 

 

ドラム缶に換算すると、約125本分にもなる量です。

 

200リットルドラム缶

 

 

 

 

3. 上水道料金と下水道料金を対象とする

水道料金には、蛇口から出てくる水を使用する料金(上水道料金)だけでなく、使用済みの水を排水する際にもお金がかかります。(下水道料金)

 

洗濯で使った水やトイレの水を、そのまま河川に流すわけにはいきませんから、下水をある程度きれいにする必要があります。このための費用が下水道料金として徴収されます。

 

下水道料金も上水道と同じように水量によって料金が変わってきます。

 

 

4. 口座振替割引はなしとする

一部の市町村では口座振替による料金支払いの場合、割引制度を設けていますが、ここでは「口座振替割引はなし」として計算します。

 

5. 消費税(8%)は含む

 

2014年4月1日から消費税が5%から8%に引上げらました。ここでの水道料金には消費税(8%)を含んで表記します。

 

 

 

 

統一基準で東京の水道料金を見てみると・・・

 

 統一基準に基づき東京23区の水道料金を計算してみると6,431円になります。

 

1リットルあたりの金額にすると約0.25円ほどで、よく売られている2リットルのペットボトルに換算してみると約0.5円と安さがよくわかります。

 

安いからといって水のムダ使いは控えるように心がけましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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2014年8月25日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:水道料金

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